以前購入したヘッドフォン型MP3プレーヤーの着け心地を改善すべく改造を試みました。
○ 方針
改造対象のヘッドフォン型MP3プレーヤー「DN-CCMP128」です。
軽量でコードもなく快適です。
音も悪くありません。
しかし、耳上部の押さえ付けが少しキツく長時間の装着で痛くなってしまいます。
どうしたものかと考えていた折、100円ショップにて着け心地の良いイヤーウォーマーを発見。
DN-CCMP128と組み合わせて着け心地を改善することにしました。
イヤーウォーマーのフレームです。
着け心地の良さはこれによるものです。
DN-CCMP128は耳上部に負荷が集中するのに対し、イヤーウォーマーでは耳の前方から下部にかけて負荷が分散されます。

このフレームにDN-CCMP128のハウジングを取り付けることで改良を行います。
○ 改造過程
ハウジング結合部のカバーを外します。
ネジを外し、ハウジングを取り外します。
アームに切り込みを入れ、配線を外します。
もう一方のハウジングについても同様に進め、アームを取り外します。
湾曲させたアルミ線の先端をハウジングのネジ穴に刺し、接着剤で固定します。
それをイヤーウォーマーのフレーム部に接着剤で取り付けます。
負荷分散の効果を高めるため、先ほど取り外したアームの一部を切り出して接触部にはめ込みます。
また、配線をフレームに沿わせてテープで止めます。
出来上がりです。
○ 評価
長時間着けていても痛くならず着け心地が改善されました。
さらに、ハウジングが軽く触れるぐらいで開放感があります。
欠点は食事をすると顎の付け根が動くのに伴って動いてしまうことです。
今回はハウジングを固定しましたが、この装着方式だと自由度が高まるので位置調整や少し離して聴くといった
遊びもできそうです。
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