絞り開閉フィルタは、フリーの動画加工ソフトAviUtlのプラグインフィルタです。
AviUtlはAviUtlのお部屋で入手できます。

 絞り開閉フィルタ(AviUtlと同じフォルダに置いてください)
  diaphragm.auf

 ソース
  diaphragm.cpp

 更新履歴
  ver0.2 2005/12/10 グラフ表示機能を追加
  ver0.1 2005/12/6

 このプログラムはフリーソフトウェアです。
 このプログラムの使用によって何らかの障害が発生した場合でも作者は一切の責任を負わないものとします。
○ 絞り開閉フィルタの特徴
絞り開閉フィルタはゲームの動画などにビデオカメラの絞りや目の瞳孔による効果を加えるものです。
トンネルなどの暗い部分が見やすくなる他、トンネルを抜けるときの眩い光も表現できます。
下図のように、通常の明るさでは変化がありませんがトンネルに入ると絞りが開きます。
○ フィルタを適用した動画
・ 閾値(暗)
・ 閾値(明)
・ ゲイン
・ 全開値
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 :
 :
 :
 20
 34
 10
 28

フィルタなし 動画

フィルタあり 動画

・ 閾値(暗)
・ 閾値(明)
・ ゲイン
・ 全開値
 :
 :
 :
 :
 21
 33
 10
 28

フィルタなし 動画

フィルタあり 動画

○ 設定値の説明
・ タイトルバー
・ 閾値(暗)(0〜255)
・ 閾値(明)(0〜255)
・ ゲイン(0〜100)
・ 全開値(0〜255)
・ 実行
・ グラフ表示
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 現在のフレームの平均輝度値と絞りの状態(通常、開き中、全開、閉め中、固定)を表示
 絞りが通常状態か閉まる動作中のとき平均輝度値がこの値を下回ると絞りが開き始める
 絞りが通常状態より開いているとき平均輝度値がこの値を上回ると絞りが閉まり始める
 絞りの変化の速さの度合い
 絞りが開く動作中に平均輝度値がこの値に達すると開く動作が止まる
 これにチェックが入っていれば処理を行う(入っていなければ平均輝度値の表示のみ行う)
 平均輝度値グラフを表示する
平均輝度値グラフは各種設定値を考える際に参考になります。
○ その他仕様
・ フレームを時間の進む方向に進めた後は、それより前のフレームでは絞りが固定される
 (時間の進む方向にフレームを進めないと正しく処理できないため)
・ 絞りが固定される前のフレームの先からは処理が再開される
・ 絞りの固定は先頭フレームに移動することで解除される
・ ゲインを変えた場合、それより後のフレームの絞り開き開始時に初めて反映される
・ 閾値(暗)>閾値(明) と設定した場合、強制的に絞りは通常状態になる(正しく処理できないため)
・ フレームを大幅にスキップすると正しく処理されないことがある
・ 絞り通常状態以外で実行のチェックを外し、他のフレームに移動して実行のチェックを入れると正しく処理されないことがある
・ フレームをスキップするとグラフが正しく表示されない
・ 先頭フレームに移動するとグラフは消去される
・ グラフは画像サイズに関わらず640×256の大きさで表示されるが、フィルタの順序によってはその限りではない
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